歯並びが気になる… マウスピース矯正の治療はどうやって進む?

金属製のワイヤーやプラケッドといった矯正器具をつけるのに抵抗があるという方に人気を集めているのが、無色透明なマウスピースをつけて歯列矯正を行う「マウスピース矯正」です。
透明な素材で目立たない、歯磨きや食事のときに取り外し可能できちんと歯がケアでき、虫歯になりにくいというメリットがあります。今回は、マウスピース矯正がどのように進むかについてお伝えします。

マウスピースはオーダーメイドで作成、2~3カ月の通院でOK

マウスピースはオーダーメイドで作成、2~3カ月の通院でOK
マウスピース矯正を始める場合、まずはCTスキャンや3DのCADシステムなどを使い、歯並びをチェック。治療計画を決定していきます。マウスピースは個人の歯並びに合わせてオーダーメイドで作成し、歯が移動してきて形が変わってきたら、新たなマウスピースを作り、これを繰り返して矯正していきます。金属アレルギーの方は金属製のブラケットを装着できませんが、マウスピースならアレルギーの心配がありません。また、顎や歯が成長途中の10代の子どもでも、顎の状態に合わせたマウスピースを作って装着できます。
多くの歯科で取り入れられている「インビザライン」だと、通院は2~3か月に1度程度。金属製の器具と違って、頻繁な調整が必要ないのもメリットです。治療期間はだいたい、1年から2年程度かかるようです。
マウスピースは、だいたい1日当たり20時間程度装着しますが、昼間の装着がイヤだと言う人には、1日8~10時間程度装着するタイプもあります。ただし、取り外しができるからといって、きちんと決められた治療計画通りに装着しないと効果が見込めないので、注意が必要です。
また、マウスピースの中にホワイトニングジェルを入れて、歯のホワイトニングを同時に行うという使い方ができることもあるので、歯医者さんで相談してみましょう。

従来の治療法に抵抗がある方にもおすすめのマウスピース矯正

従来の治療法に抵抗がある方にもおすすめのマウスピース矯正

マウスピース矯正は一般的に、歯を大幅に動かさなくてはいけないような症例の治療は難しいとされてきましたが、最近では難症例に対応した治療法も登場しています。ただし、完全に歯を動かすのは難しく、多少の傾きやデコボコが残ってしまうというデメリットもあります。
しかし、外見的な違和感が少なく、器具を装着することでの不快感や痛みも少ないマウスピース矯正は、歯並びにコンプレックスがあるけれど従来の矯正法には抵抗がある方や、前歯だけの軽微な矯正をしたい方などにもおすすめの治療法です。