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歯はどうして着色するの??

みなさんこんにちは!
うちの歯科クリニックの歯科衛生士 辻野です!
桜も少しずつ咲いてきましたね🌸
みなさんはお花見行かれますか?わたしは来週ぐらいに行きたいなと思っています😊

今日は歯の着色についてお話しします!
歯の着色には、原因がたくさんあります。

1つ目は、加齢による歯の変色(黄ばみ)です。
歯の表面は半透明のエナメル質に覆われていますが、そのエナメル質が加齢とともにだんだん薄くなり、内部の象牙質が厚くなるからです。この象牙質が個人差はありますが、黄色っぽいので、年を重ねると、だんだん歯が黄色く見えます。

2つ目は、外部からの着色です。
歯の表面のエナメル質は、ペリクルという薄い膜で覆われています。この膜に、紅茶、緑茶、コーヒーに含まれるポリフェノールやタンニン、タバコのヤニなどが付着してステイン(着色汚れ)になります。
ステイン(着色汚れ)の原因となる色素やタバコのヤニなどは、日々の生活の中で少しずつ蓄積されていきます。
特にタバコのヤニの成分であるニコチンやタールは褐色に変化する上、唾液中のカルシウムなどと結びついて歯に沈着し、黄ばみやくすみにつながります。
しかし、沈着するまでには何日かかかるので、毎日正しい歯磨きをしていれば、黄ばみやくすみを防ぐことができます。また、ステイン除去に効果的な歯磨き粉を使用することで着色を減らすこともできます。

3つ目は、あまり知られていないことですが、抗生物質のテトラサイクリンというお薬の副作用で歯の変色を起こすことが報告されています。

ご自宅の歯磨きでは、とることが難しい着色汚れも歯科医院ではとることができます!
少しでも気になった方は、いつでもお気軽にご相談ください😊😊

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